山本先生の本
素晴らしい本です。
造園や植物の仕事をしている人はもちろん、そうでない人も読み物として素晴らしいのですわ。
その中にありました。
ガーデンキュレーター
ワークショップの中ではガーデンキュレーターについて。
最後に私の質問「一言でガーデンキュレーターとは?」に。
みなさんの考えるガーデンキュレーターの定義が発表されました。
私がピタッときたのは、一言なら「ガーデンのゼネラルマネージャー」ということなのですが。
キュレーターは訳すと学芸員ということですが、植物やガーデンに関わる場合は一般的な学芸員とはちょっと違いますね。
ガーデンや公園は設計者がいますが、その設計者の意図を汲み適切な管理及び管理指導を行う。そのためには予算組み、人的配置のアドバイス、それを実行するための方策を考えるなど、。
ちなみにそれを段取りするのがヘッドガーデナーや現場代人、実行するのがガーデナーや造園職の人、ということでしょうか。
ウォークスルー
初日は主催の小島さんの「オーガニックな植栽管理」のお話と私の事例の発表の他にKiyokazuさんのお二人の事例発表がありました。
(写真は私のですが、、)
Kiyokazuは、このガーデンキュレーターの仕事をしている女性お二人です。
聞いたお話と後からの情報によりこのお二人はガーデンキュレーターとして素晴らしいお仕事をされていることが分かりました。
発表はお二人が関わっているふたつの事例ですが、その一つが2年前の12月に山本先生に案内してもらった杉並区のレジデンスのガーデンキュレート。
そしてもう一つが2020年3月、静かにオープンしてプロの間で大変評判が高かった立川市のグリーンスプリングスの植栽とその後もキュレーターとして関わっている、その事例でした。
その中で、お二人はガーデンキュレーターとして、ウォークスルーを実施しており、そのウォークスルーがとても大事な位置を占めている、というのがよく理解できました。
頻度とか誰が行うかはその現場によりのだと思うのですが。
以下、レジュメより。
植栽の問題箇所の確認、解決の優先順位の決定、実施済み作業の確認、管理方法の指示や提案に加え、これまでの植栽管理の経緯の説明とこれから起こりうる課題を現地で説明し、問題になる前に対処する方法・時期を提示。
うーーむ、なるほど。
これは例えば笠先生が滝野公園やそのほかのガーデンに管理指導として仕事されている際にやっているそのもの。(具体的な動きはガーデナーがするので、もうちょっと上の段階かもしれませんが)
このように、小島さんのオーガニックガーデンイングのレクチャー、事例発表、山本先生指導によるバイオネストづくり、最後はワークショップという、実に濃い内容の講習会でした。
ちなみに。
一昨年で終了しましたが、ガーデンデザイナーのための正木先生の塾も10年皆勤賞で受講しましたが、それとはまた違うガーデン管理の方により軸足を置いた内容だったかと思います。
帰り道
終了後は東京に一泊し、昨日の夜、帰宅。
往路で懲りたので、帰りも国道道道と交通量の多い道を選びました。
途中、恵庭在住のスタッフに渡すものがあったので、道の駅で待ち合わせ、19時40分には恵庭を後にしましたが、、、、家についたの2時間後(いつもは1時間15分くらい)。
なんと、経験したことのない悪路。
北広島の外れまではツルツル路面、、それはアルアルなので、ゆっくり行けば大丈夫でしたが、、、、
江別に入る手前くらいから、、めっちゃひどいソロバン道路で。。。。前の車、、踊ってます。多分、私の車も。。。。
ひどいソロバンは花の庭中根さんがある交差点まで続き、時速25キロでしたね。
そこからも程々の悪路でしたが、、、そこまでは酷かった〜〜。
日中溶けて、シャーベットになったのが除雪しないまま凍って、、、交通量が多いこともあり、、、ソロバン、、、、。
塩撒く暇もないのでしょう、、、きっと。
いつもは、国道275の石狩川を超えてから緊張の運転ですが、昨日は全く逆でした。
ホッとする、除雪された道。
そして、この写真は月形にほど近い中小屋。
排雪作業をしていました。
ということは月形は終了しているはず。
いつもと逆。
今は札幌の方が、雪が多いのですね。
札幌の雪が1メートルを超えると、それは月形の積雪2メートルと同じくらいかそれ以上の大ごと。。。。
まず、枝道には入っていかれなくなりますね。
本当に、、除雪、排雪業者さん、お疲れ様です。
チーム梅木のA田さんも12月から毎日休みなしで深夜から午後まで10時間以上作業しているって。
これって、去年の月形ですわ。
しばらく、不要不急の札幌入りは控えなければいけませんね。
ちなみに、ただいま排雪作業中のうちの前。
すっかり広い道路になりました。