魅力的な人って、いますよね。
結構、鼻が利きます、わたし。
この人、なにかあるなぁ・・・って。
そういう方には惹かれるままに、入り込んでいく私です。
で、そのまま知りたくなり、いつのまにか取材してしまいます。
士別ではそういう方々にお会いしましたが、そのうちのお一人の方の家に伺いました。
平賀芙美子さんです。
以前にも尾矢さんのOGでお会いし、雑誌スロウなどでおなじみの有名なパン屋さん「羊と雲と」の方です。
会うのは二度目か3度目だと思いますが、今回初めてゆっくりお話ができ・・、っていおうか、それどころか家まで押しかけて、いろいろ見せてもらいました。
いや、びっくりっていうか、度胆抜かれました。
角がない楕円型の家で、素敵!という周囲の皆様の話でしたが・・まず目を引いたのは、なんと「シダレシラカンバ」(枝垂れ白樺)が玄関先に、まるで門かぶりのように。。。。
いや、素敵ですね~。
個人の家にあるのは初めて見ました。
「花はさっぱりで草ボーボーなの」ということでしたが、おそらくこういう方は「キッチリきれい庭」というのではなく、好きなものがとてもナチュラルにある、心休まる庭になっていると思います(たとえ草があっても)
これは多分、庭も期待が持てそう~♪
で、家の中に案内してもらいましたが、大きな家。建坪で100坪もあるそうですよ。
角をなくして楕円のコンクリート打ちっぱなしの家。
どなたの設計?
「主人です。11年前に亡くなりましたけどね」
設計家?
「音楽家です。でも設計もします」
!
「ここは三世帯が住むように作りました。公共のスパースがここで。。。音楽のホールがここで。。。キッチンがここで。。。スピーカーは10個。。。ここは同居人の部屋。。。ここは両親の部屋。。。ここは工作の部屋。。。トイレは全部で5部屋。。。」
ちなみにお風呂はアメリカ製のジャグジー。日本製とはパワーが違うそうです。もちろんサウナもあります。
いや、すごいです。個人の家を超えてます完全に。
いったい、どういう方!?
美味しい手作りケーキをいただきながら、お話をお聞きしました。
平賀さんのご主人、なんと平賀源内の子孫だそうですよ。
その人生は相当なもので、年表もありました。
これを見ると、相当有名な方のようで、特に北海道の音楽関係、ヤマハ関係の方のはお馴染みなのではないでしょうか。
なにせ、戦前から横浜のインターナショナルスクールに通い、イギリスの留学し、戦後は東京芸大作曲家(汗っ)。すごい経歴の方です。
この家のつくりから、今は亡き平賀さんのオーラを十分感じました。自由であけっぴろげで湧き出る創造力とオープンな心を感じます。
その方の奥様ですから、魅力的なはずです。
平賀芙美子さん自身も、いまはパン屋さんとして、また音楽プロデューサーとして、大変忙しく動いていらっしゃいます。
それでも、今年のオープンガーデンを約束してくれました。
その日はパエリヤパーティをするというので、私もスケジュールに日程を入れました。
他の新規庭の方も十分魅力的で、取材したかった私ですが、それぞれ、オープンガーデンをお願いしています。
よほどのことがない限り、わたし来ますよ、絶対。
みなさんも、ぜひっ。
明日のブログはチバちゃんとの小旅行。応援したくなるお豆腐屋さんのご紹介です。