昨日、このタイトルでお話ししようと思っていましたが、思わぬ方向で終わってしまいまして、なので、今日こそ「園芸店」について。
もっと見たかったのですが、時間の関係で3店舗のみの訪問となりました。
繊細な寄せ植えで大人気のロベリアさん。
趣味の園芸ビギナーズの人気講師の上田広樹さんの店です。
すべて社長の手作りという店は、だんだん二代目の広樹さんのテイストになってきているということで、広樹さんと社長の独特の世界が広がっていました。
寄せ植えが売りのロベリアさん。
300個はある?と聞いたところ、「300はないと思うけど、200くらいはあるかも・・・」と。
素敵な寄せ植えに必要なものはすべて揃う店の展開は素晴らしかったです。
寄せ植えをメインにしているので、宿根草は見かけない・・・、野菜の取り扱いは全くない、など、かなり個性的な園芸店。
寄せ植え用の手頃な容器も、ひょっとして展示会よりも揃ってる^_^;
お若いお父様=私と同世代です^_^;、広樹さん、宮崎店長と。
1時間滞在でしたが、全く時間が足りませんでした^_^;
次に行ったところは「リル・シュル・ラ・リング」。
こちらも、ものすごく個性的で独特の世界感を持っていらっしゃる伊丹さんという方のお店です。
特に雑貨の品揃えは素敵で、。。。。
多分こちらのお店99%は女性ですね~とお聞きしたところ、「はい、そのとおりです」とのお答え。
植栽も伊丹さんの世界が広がっていて、そのファンは多そう~?
実はもう一件行きたかったところがありましたが、帰りは神戸からだったので断念(*_*)
最後は方向転換をして神戸空港近くの園芸店「陽春園」さんに伺いました。
ここは丁度昨日の趣味の園芸のプリムラの番組で講師をされた野里さんの店です。
さすが放送前日とあって、たくさんのプリムラが並んでしました。
野里さんのおはなしですと、このあともガッチリプリムラの入荷があったそうですよ~。
プリムラ。本州では今の時期の花のため、北海道では時期がずれてほとんど出回らない(*_*)
たとえ、仕入れたとしても買っていった皆さん、困りますので。。。。
これは個人育種家のパンジー、ビオラやクリスマスローズも同じで、本当は春一番に欲しいのですけど、その時はもうないという状況。
うーん、この時差、何とかならないものか。。。と、あらためて考えさせられた冬の園芸店巡りでもありました。
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今回、思ったこと。
園芸店には個性があります。
コテージガーデンの月形本店はナーサリー&ショップの形態で、宿根草の苗を中心に展開してきました。
以前は関西にもコテージガーデンのような店がもっとあったというのですが、だんだん淘汰された。。。。ということなのです。
育てる園芸、苗からの展開というのではなく、植えて即仕上がりが求められているという流れですね。
関西と北海道は庭の形態や生活スタイル、家も庭も気候も風土も習慣も人もまるで違います。
なので、そのままスライドはできないし、北海道型ではあるけれど、これは止められないな、と強く思った次第。
ブレるというのではなく、方向転換というのでもなく、でもきっちり流れをつかみ、コテージスタイルの新たな確立が必要と思ったりもして。
深く考えることも多かった今回の出張でした。