フェンス建て
いつも工事の時は、一から10まで私も立ち会い、あれやこれやお世話するのですが。今回は他の段取りもあって、所々見るだけでした。
が、やはり早い。
親方のすごいのは、丁張り(ちょうはり)の速さなんです。
丁張りとは、施工の基準となる高さを決めることです。
これがなくてはならない作業なのですが、いつもっという間にやってしまう。
速くて正確。
さらにすごいのは、その現場の構築物に合わせて、簡単に設置するためのバカ棒的な定規をつくるんです。
なので現場に行ってからは、さっささっさと仕事を進めます。
年齢が年齢なので、もうできないこれが最後(と、10年前から言ってるけど)っと言いながら、今回も完璧にやってくれました。感謝。
さらにすごいのが溶接。
親方の元々の職種は特殊型枠工なのですが、なんでもこなします。
特に溶接はめっちゃ上手で。
この写真は面を使っていますが、普段は使わず、腕と帽子のつばを面がわりに、さっさとやってしまいます。
私が頼んだ溶接方法は、ガッチリつけないけどしっかりついてるという要望(笑)
念入りにつけてしまうと、いざ修理という時にめっちゃ困る場合があるのです。
外す時はサンダーでチャーーっとやれば外れる、、だけどしっかりつけて、という我が儘にも応えてくれる。
仕上がり
あとは工務店が塗装した縦板を貼ってくれます。
(この塗装がなかなか大変、、、、、普通の塗料ではないので)
何枚か写真撮ったのですが、親方の笑っている顔がない(笑)
でも、写真は拒否せず、ちゃんとこの場に来てポーズしてくれました。
ちなみに私の最大の仕事は親方をその気にさせる、、、ということです。
親方をその気にさせたら8割終了。あとはサクサク(笑)
やる時はものすごい集中力でやる。その点はいつも尊敬しています。
本当にお疲れ様、そしてありがとうございました。