RHS5番目のガーデン
RHS=英国王立演芸協会。
ウィズレーが本拠地というのは園芸庭好きの皆さんにはお馴染みかと思います。
以前はガーデンといより園芸に力が入っていたけど、今がそれにガーデン、ランドスケープなども目を向けているという説明でした。
なるほど、花を見て庭を見ずではなく、花も見て庭も見る。
「なぜマンチェスターなのか」その理由は旅先で、というのが吉谷桂子さんの問いかけ。
道中バスに中でその解説があり、なるほど納得。
産業革命で薄汚れたイメージしかなかった工業都市。そのイメージを一新する。イメージだけにとどまらず環境を戻すために園芸、ガーデン が不可欠というような説明です。
家に帰ってからその話を長女にすると、物知りの長女から更なる解説。
なんでここがロックの聖地なのか。それは炭鉱や工場の片隅で育った労働者階級の鬱憤がロックにつながった。マンチェスターはそんな街(この辺の話は深くなるのでさらりと)
廃墟だった建物、エリアを実に素晴らしくガーデンや公園に変えて行った、、、そんな背景を知っているのと知らないのでは大きな違いがありますね。
ブリッジウォーターはエントランスの植栽から素敵でした。
マスタープランはトム・スチューアート・スミスさん
今回のツアーはトム・スチュアート・スミスさんの仕事を見に行く旅でもありました。
ナチュラリスティックガーデンとしては映画「five seasons」でもお馴染みのピート・アウドロフさんを思い浮かべますが、いえいえすごい方はまだまだいらっしゃるのですね。
イギリスの層の厚さと質の高さを思い知らされましたし、さらりとしか知らなかった自分にショックを受けた次第。百聞は一見にしかずとはまさしく、、、、
ちなみに昨年このツアーでは、次の予定を飛ばして一日目一杯こちらにとどまったとか。
このタリクトラムがとても目立っていた。
そして、、
マルタゴンリリーの存在感。
こちらはホットカラーボーダー。春にはバレリーナなどホットカラーのチューリップが咲いていると解説あり。
こちらの色の組み合わせが素敵すぎて。
パラダイスガーデン
ここは本当に素敵でした。
中央に流れがあり、ガーデンが広がります。
そこをうまく表せなかったけど。
これは私もタネ播きで作ったアスフォデリネ。そうか、これくらい塊になれば力を発揮するんだ。
私の庭にあるビックイヤーもあった!!
キッチンガーデン
キッチンガーデンも興味深いものでした。
ハーブのエリアも。
さらにウエルカムガーデン。
とにかく圧倒されたウォータブリッジ。
どうでしょう、このロジャーシア。
かっこいいい、、、、。