一人旅
北海道の一人庭旅の最後にノーザンをご案内しました。
っと、その前にミオン農苑で待ち合わせ。
ハンギングバスケットマスター仲間で茨城でご活躍のI野さんです。
マスターになって以来ですから、20年以上のお付き合いで、今年はイギリスツアーもご一緒しました。
Iさんは旭川、富良野、十勝を回って、最後、ノーザンへ。
ミオン農苑に行ったことがないというので、ランチをここでいただくことにしました。
安定の美味しさ。
時間を忘れて話し込んで、お庭に出て経営者の今さんともお話ししました。
ミオン農苑
ミオン農苑は千歳川沿いにあります。
岩見沢周辺、あるいは庭好きこの周辺の皆さんなら誰でも知っているここ。
なぜなら、経営者の今さんは岩見沢にあった伝説の雑貨店「私の部屋」のオーナーでもあり、イングリッシュローズを北海道に紹介した方でもあったのです。
だから、ここにきたら必ず誰か知っている人に会います。
昨日も(笑)。
栗沢と美唄の元お客様にお会いしました。お名前は全然思い出せないけど。
お互い、懐かしい〜って、感じで。
なんだか嬉しいな。観光客が来るというより、ここが昔から好きな人がたまに安らぎにくる、そんなところです。
お店は今さんの奥様が仕切っていらっしゃいます。
そしてご主人は庭三昧。
本人曰く、岩見沢をやめてから東京さえも行かずに5年間庭づくりに没頭。
その後も、コツコツと自分で庭を楽しんでいらっしゃいます。
昨日はそんな今さんとちょっと深い話もできました。
実は私の最初のイギリス訪問は今さんも一緒だったのです。なので6月のイギリス訪問をまずは報告。
6月初めに行ったのに、バラは少なく庭のトレンドが変わっていたように思えるというような会話になりした。
今さんも長くここで庭をやっていて気候変動を強く感じるばなし、、今はその過渡期にあるばなし、そしてハッとさせられた一言。
元々イギリスの家庭においてバラは少なく、せいぜい5、6株。宿根草を植え、野菜を植え、ベリーを植え、その中の一部がバラであった=つまりコテージガーデンスタイル。日本はバラというトレンドがあって、誰もがバラに飛びついたからね、、、と。それが良いとか悪いとかではなく。
なので狭い庭に100株なんてイギリスにはないスタイルだと、、、、。
入り口にこの看板があったので、気になっていました。
聞くと「こども食堂」をもじって、小鳥のために開いているとか。
シマエナガが人気ですが、それについてもチクリと。
自分のスタイルを崩さない、昔から変わらぬ姿勢にホッとした昨日でした。
ノーザンホースパーク
その後、旅の最終目的地ノーザンホースパークをご案内しました。
雨後ということもあり、空気がとても澄んでいた昨日。
さらに夕方にさしかかり、庭がとても綺麗でした。
写真ではわかりづらいけど。風が吹きグラスの穂が揺れて太陽が当たって綺麗だった。
まさしくマジックアワー。
植え込みさえも。
庭を一回り。水を飲んで休んで。
空港にお送りしました。
お互い、健康でいつまでも庭めぐりができるように頑張りましょうね。