さて、お食事です。
一皿目
ペポカボチャのタネ。
一つずつ丁寧に皮を剥き、銀杏ローストと一緒にヤリイカの出汁スープで仕立てています。
上にはハマナスのオイルが。
ヤリイカを出汁に使うことにも驚きでしたが、上にかけたローズオイルがめっちゃマッチしていました。
このハマナスのオイルですが、普通私たちが思うオイルはハマナスの花びらを蒸留して作りますが、食用は違います。
おそらくハマナスの花をオイルに漬け込み香りを移すのです。
これがまた絶妙で。
バラの香りがほんのりするスープ。
仲介のM平さんが最初、ハマナスの花が何十キロも必要って言ってたのはこれだったのですね。
2皿目
栗のマリネとキャビア。
3皿目
タラバガニ ホワイトトリュフと味噌のクリスプパイ
4皿目
5日熟成させ3日低温燻製の 舞茸です。
このお出汁ですが、 なんと松の葉のお出汁なんです。
それに桜の塩を添えます。
塩漬けの桜をドライにしてそれを崩すと桜の塩になるというわけなんです。
なんともおしゃれ。
そしてそれは和食の持つ繊細さにとてもよく似ています。
実際トーマスは醗酵に大変興味を持っていて
バックヤードにはズラリとオーブンサイズの醗酵機。
醗酵や熟成を利用し 、驚くような旨味を引き出しているのでしょう。
5皿目
出来立て湯葉と季節の野草。
これがまた絶品で(≧∇≦)
この泡のようなものが出来立て湯葉を包み込み中からハーブと野草がたっぷり。
山わさびや柚子、そして麹が使われていると言っていたので、この甘みは甘酒に近いのかな。
味わったことのない味の組み合わせ。
それでいて優しいお味。
コテージから時々行っていたナスタチウムはここで使っていたのですね。
そして6皿目
メニュー表にはこの様に!
「スナップインゲン豆 、ドライフルーツ」
実際に出てきたのは細いサヤインゲンでしたが、なんとネーミングはスナップインゲンになっていたのです。
そう、トーマスはコテージのスナップいんげんが大のお気に入りで、この秋も大量注文が何度もあったのです。
エディブルフラワーがInuaとコテージを繋いでくれたのは確かですが 、スナップいんげんが更に繋がりを強固にしてくれた、そんな気がします。
ちなみに札幌宮の森のフーズバラエティ杉原さんもシーズン中は採れただけ仕入れたいと注文を頂いていて、スナップいんげんのファンのコテージのお客様からも注文が途切れず、今年の不作も手伝い、常に品薄状態が続いていたのでした。
料理は続きますが^_^食レポの続きはまた明日
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今回、知ったのですが、8月にコテージに来た時撮った写真をイヌアのfbとインスタにアップしたんです。
なんと生産者をアップしたのは私が初めてということで、驚きと同時に光栄!
「inuajp」を検索してみてくださいね。