日記

食レポINUA(3)

イヌアの食事はまだ続きます。
7皿目

海藻のピクルス 甘エビ
海藻にも凝ってるイヌア。
エビも浜で食べているのと変わらぬ美味しさ。
8皿目

大きなナスタチウムに何がはさまっているかとおもえば。。。
なんとエノキの軸。
普通は捨ててしまう様なところなのに。
歯ごたえがあってエノキをみなおした。
ナスタチウムの朝露みたいなのはポルチーニ茸を乳酸醗酵させたもの。
全て自家製。
9皿目

本日のメインですと言って出された。
炊きたてのななつぼしとブナの実
これがななつぼし?って思った。
土鍋で炊いてるんだけど、うちで炊くのとは大違い^^;
上にはブナの実!
そしてカモの出汁をうす焼きせんべいみたいにしてその上にご飯を乗っけて食べるっていう演出。
すでにお腹いっぱいだったけど。。。おかわり、そして完食^^;

組み合わせが想像を超えたものばかり。
10皿目

フェイジョアと季節のピクルス
そしてデザート三つ
11皿目

雪見だいふくみたいなのはカボチャのタネのアイス。
中には麦麹のキャラメリゼが入っていて、これもまた初めてのお味。
んんまぁーー(≧∇≦)
12皿目
ナツメとプラム

イチジクの葉のオイルとプラムのタネの中身を使っている。
はぁ?。?。
奥深い。
13皿目

最後は洋梨カリフォルニアラビアンローズに山椒をかける!
ーーー
こうして素敵なコースは終わりました。
ちなみにアルコールのペアリングはワインと日本酒7種でペアリング。
ノンアルも5種。
お値段もお値段なので、庶民にはよほどのことがなければ行けないレストラン、ですが。
驚くことにスタッフは皆Tシャツ。
そしてこのレベルになるとドレスコードがあると思いきや かなりカジュアルなんです。
レストランもやっている経営者の方が言っていたのですが、世の中には美味しい店がたくさんあって、でもそれだけでは人は入らない。
今はコンセプチュアルでなければヒットしないっていうんです。
そういう意味ではコンセプトがはっきりしているInua。
日本中を一年かけてトーマスがピンとくる食材をピックアップ。
思いもかけないものが料理される。
なぜこんなに感激したかといえば、
例えば、洋服で言えば高級ブランド品ではなく
どこかあまり有名ではないけど手仕事が施されたものを自分ブランドにカスタマイズしている 、みたいな。
そして最高級のお肉とか絶対庶民の手が届かない食材を使っているのではなく、地域に眠っている様なものを掘り起こして素晴らしいものに仕上げる。
そしてお味は繊細で優しい。

トーマス!
ごちそうさまでした!

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