昨日日曜日は笠先生による木の剪定の講座でした。
二時間という短い時間でしたので、ホンの初歩的な話になりましたが、大変分かりやすく、ここだけは押さえておきたいというところが分かりましたね。
では、私的にポイントを。
■木はとても大きく育ということをお忘れなく。
どうしても最初寂しい感じがして、多くを入れがちですが、普通の家庭の庭だと5本くらい。
10本も入れると、相当大きな庭でなければ大変ことになる・・。
特にトウヒ類は要注意。10メートル以上になるものもたくさんあります。
■最初はチョボチョボ・・
植えた年とその翌年くらいは植替えのショックもあり、ほとんど伸びません。
2年目、3年目くらいから元気を取り戻し、3年目、4年目にはグングンと育ち始めます。
5年目くらいで「ああ、大きくなったなァ・・・と。
ですから長い目で見ることが大切です。
■毎年少しずつの剪定を
大きくなってからの剪定は中々難しいものです。
毎年少しずつでも行うことが庭木として大事なことです。
■剪定時期を間違えない事
樹種により、大きく剪定時期が違います。
いくつかのタイプにより分けられているので、その樹種の特性を理解して剪定します。
■では、実際に剪定してみましょう・・・。
深く切るとまたまた伸びようとして、シュートがバンバン出ます。
深い切り戻しは厳禁。「伸びるなよ~、伸びすぎるなよ~」と声をかけて剪定するくらいの気持ちで。
低木で枝の寿命が短いタイプはランブラーローズに似ているので、古枝を取り除く。
これらはいくらでも樹形の仕立て直しが可能(数年かかることもあるけど)なので、家庭向きかな。(ユキヤナギ、ウツギ、バイカウツギ、アジサイなど)
質問の中には「造園屋さんに入って切ってもらうと・・」という質問がありました。
造園職に頼むと、その人の感性があるので、ものすごく切りすぎといったイメージになりますよ・・・とのお答え。
「何年か我慢すればいいのですよね」
うーーん、いったん深く切るとまたすぐに伸びます。この繰り返し。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど。
少し前のバラの工藤さんのブログにもありましたが、忙しくて自分で剪定できないから実家の庭木の剪定を造園屋さんに頼んだら、スカスカでものすごく深く切りすぎているのを相当嘆いていたことがありましたが・・・。http://geesgreen.exblog.jp/8月14日
私の庭の桜はテングス病ということもあり、信頼の置ける造園職人さんに頼んだところ、まったく何もなかったかのように剪定をしてくれました。http://cottage-garden.blogzine.jp/ayumi/2009/05/post_d214.html#comments5月31日
つまり、プロに依頼するときは、感性の合う職人さんとの出会いがとても大切なのですね。
街路樹の剪定なども「これでいいのか!!」と、常に気になるところですが。
庭木の剪定は毎年のこまめな剪定が大切・・・ということが昨日の講習会ではよく分かったのではないでしょうか。
コテージガーデンの庭では狭いので、来年は会場を例えばK’s Gardenで行うといいかなぁ・・・と、考えた次第です。
木が切れるようになると、庭は楽しくなります。
あ、でも切れる刃物には要注意。
昨日はそそっかしい私、自分の指も切っちゃいましたから(涙)。
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