選挙ですね。
政治を語る気は一切ない私ですが、仕事をしていて思うことは色々あります。
私はここ月形町で生まれ育ち、実家の商売柄、多くの職人さんが出入りしていました。
私自身、現場に入り植物を植えるときは先生ではなくひとりの職人として仕事していますし、コテージの庭造りをこなしてくれているのも職人さんです。
色々なマニフェストが発表され、選挙直前まで盛り上がりそうですが、ものづくりニッポンを担う職人さんに触れる人は一切いないのが気になりますね。
例えば町の建具やさんや大工さん。土木工事といえば土方を思い浮かべるかも知れませんが、実は土木と言うのも大切な技術者で、その職人さん。そのほかもたくさんありますよね。
その職人さんへの技術料を含むギャランティというのは、実に低いと思います。
一般の人には絶対出来ない事ばかりだし、いないと困るのだけど、支払う時は高く感じる・・・。
農業や子育てには厚い支援を感じる最近の政策ですが、職人さんへ配慮、実は生活の潤滑となっている技術の伝承には、配慮をほとんど感じませんよね。。。。
職種によっては、キツイ、キケン、キタナイ・・・だけではなく「安い」というのが一番のネックになっているかなって。
例えば農業ですがフランスでは「農業は素晴らしい職業」と子供の頃から教え伝えた結果、農業が活性化したという話を聞いたことがあります。
最近は新規就農も多く、日本でもの業への憧れみたいなものが定着してきた様な気がします。
でも、大工さんや建具やさん、土木工や配管工の仕事は素晴らしい・・・って、中々言えないな・・・・安いから。
専門職をもっと敬う世にならなければ・・・、どこかの国のマイスター制度みたいなものがなければ、世の中に職人さん、いなくなってしまいそう。
まあ、これは園芸関係にも十分いえることで、特にガーデナー(庭管理)は冬は仕事がありませんから、「好きでなければ勤まらない」職種のひとつでしょう。
実はコテージの職人岩○が今腰を痛めていて、仕事できない状態なので特に思うこのごろで。
本日は、職人さんを尊敬している梅木がいつも感じているちょっと硬い話でした。
ところで・・・・いつも出入りしているミントさんのサイトhttp://ameblo.jp/north-mint/(いつもありがとうございます)を見ていたら、「日本トマト平和協定」ってあったんですよ。どこかで「日本トマト党」っていうのもあったような。。。
さあ、みなさん!明日はトマトのイベントですよ~。