埼玉での講習会を受けるため、」2泊三日で関東へ行ってきました。
お昼すぎに飛んだため、初日は知り合いの園芸店を一件訪れただけで夜になってしまいましたが、「あれ、マスクしている人意外と少ない・・!」というのが今回の第一印象。
むしろ、前回5月に行ったときのほうが千歳空港などマスクだらけでした。
もっとも、我が家の三男にさえ「お母さん、今では都会とか関係ないと思うよ。どこでもインフルには罹るよ。」と、言われての上京だったのですが、毎年この9月が私にとってはとても危ない季節なので、十分用心していきました。
なにせ、普段人ごみに出ない私です。だから風邪もひきにくいのだ。。。といつも思っていますので。(といおうか、シーズン中は絶対、風邪ひけません。)
さて、今回の講習会はRHSJ(英国王立園芸協会日本支部)のコンテナガーデニング協会主催の講習会です。
一日目は「趣味の園芸」のMCを務める山田香織さん、二日目は独特な寄せ植えが人気の千葉県の園芸店「七栄グリーン」の伊波さんの講習会でした。
どちらも注目の方ですから、申込殺到で30人の定員を40人に増やしても70人のキャンセル待ちがあるとかで。。。。
山田香織さんとは昨年、滝野公園で行った「趣味の園芸」公開録画で一度お会いしていたし、伊波さんのところにも少し前に一度行ってきたので、面識はありました。
でも、少しお話をした程度でしたので、今回はお二人の実践を見せていただくということで、いの一番に申し込んだ私でもありました。
北海道からは偶然にもコテージスタッフで同じくコンテナガーデニングマスターで、コテージG百合が原点で講師をしている宮崎も申し込んでいましたし、知り合いのマスター仲間が続々と・・・。
講習会そのものの料金は高額ではありませんが、経費をかけていきますので、すべてを聞き逃すまいと、かなり集中力を結集して聞き入ってきた次第です。
講習会の内容が今一つだと、なんだかむなしくなる・・・・ということもたまにはあるにですが、今回、二つの講習会ともに内容が大変良かったと思います。
やはりお二人ともキッチリ仕事しているだけあって、いつものことを教えていただいていると思うのですが、中身が本物なので。、内容が濃く大変実りがありました。
前置き、長くなりましたがその様子をさらりと~。
盆栽にはもちろん興味ありますが、近くて遠い存在でもあります。
まったく手をつけていない分野のひとつでもあり、たとえばランと盆栽、どっちを習いたい?と聞かれたら間違いなく「盆栽」と答えると思います。
さすが盆栽村。
こういった佇まいに実はあこがれている私です。
時にはこういったぎりぎりまで引き算されている庭もいいものだと、心惹かれます。
山田香織さんは由緒ある盆栽家清香園の5代目として生まれ育った若き女性盆栽家として今注目の方です。
新しい誰にでも取り組める盆栽を提唱中ですが、私は基本の盆栽にとても興味があります。
絵画でいえばどんなアーティストでも、まず基本はデッサンです。
講習会の内容も、小さな取り組みやすい盆栽を作るといったことではなく、基本のところを抗議してくだいましたので、大変興味深いものとなりました。
若いのに話しぶりも素晴らしく、生まれながらにしてきっちり盆栽にまつわるすべての日本の文化が身についている方だと思いました。
(写真掲載はご本人の許可を得ています)
講習会では講義のあと、実際にこのようなボーボーのシンパクを盆栽に仕立てていきます。
今回はこの仕立てをしてく過程で、盆栽の考え方や、根と枝の関係、引き算の重要性などをお話しして下さいました。
時間軸が全く違う盆栽です。
10年単位で物事を考え、大きな風景を庭や家に取り込む日本の素晴らしい文化を感じた二時間半の講習会でした。