旅行記

岡山、鳥取の旅 4

今日は土曜日。でも、わたしにとっては休日という訳ではありません。

間近に迫ったクリスマス展の準備をしなければならないのです。

で、その前に、来年の生産計画その一を決定しなければならないのです。

・・・で、その前に・・・と、キリがない。

でも、その前に30分だけブログの続きを。

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■園芸研究家 矢澤秀成さん

ざんねん、写真ありません(大泣き)。

プライベートな時間を割いて、なんと宿に駆けつけて下さいました。

実は以前にお会いしたことがあります。

矢澤さんがブリーダーとして以前勤めていた会社がコテージの取引先でもあったため。。。

で、名刺交換で思い出していただきました。

矢澤さんの事は直前に金子明人さんからたっぷり聞かされていたので、話が弾みました。

さらに。。。ちょっと意外でしかもかなり関心したのですが、自分の時間を使って花育を相当なされているということ。

育種も当然されていますが、花だけではなくトマトも~。

いろいろ話は盛り上がりましたが、残念ながら時間切れ(涙)。

この場を作ってくれたOZ佳代ちゃん、そして何よりご自分の貴重な時間で来てくださった矢澤さん、本当にありがとうございました。

■足立美術館

ここは島根県安来節で有名なところにあります。

いや、想像以上の素晴らしさでした。

足立美術館は足立善康さんという事業家の方がご自分の財産で作られた近代日本画と日本庭園を二枚看板とした美術館です。

説明すると長ーーーくなるので、省きますが、その庭は「ジャーナル・オブ・ジャパニーズガーデニング」という、日本庭園を世界に紹介する雑誌で一番に選ばれた庭でもあり、横山大観のコレクションをはじめ、素晴らしい近代日本画のコレクションがあるので有名なところです。

庭と美術館。まずはこの組み合わせが素晴らしい~。

なんたって、私の好物の合体ですからね。

まずは、その庭をどうぞ~。

091120_4_2 091120_4_1 091120_4_2_2 091120_4_3 091120_4_4

これらはほんの一部です。

京都にある神社仏閣または料亭の庭とは違う、美術館にぴったり合った素晴らしい庭です。

お茶室では当然、お茶をいただいてまいりました。

そこに現れた一羽の小鳥。

fumingが写真を送ってくれました。ジョウビタキだそうです。

091121 もっと感激したのはそのコレクションと今回開かれていた企画展です。

(美術品は撮影禁止ですので、写真はありませんが・・・)

今、行われている企画は「画談」といって、作品とその作者の文章の一節が展示されているのです。

普通、作品とその解説がセットになって展示されていますが、その作者の何かに掲載された深い文章が抜粋されての展示になっているのです。

その文章が素晴らしい。

例えば・・・・

入江波光「画論」語録Ⅱより(昭和24年

「自分に、あまり固執してはいけない。成長と創造のない苦しみに、自分を追いやることになるから。気前よくすべてをほおりだすことによつて、自分が鍛えられる第一歩が始まる。」

とか。。。

村上華岳「画論」制作につきて及び雑感から(昭和37年)

我々が仕事に本当の喜びと感激を味はへない程不幸なことはない。それを得られないのはどこかに不正儀が混在している。社会に於いても、生活、我々のすべてが悦びでありたい。偉大なる人はこの世に深い喜びを知った。

とか。。。

「画談」というこの度の企画の本が販売されていて、当然、自分に一冊、アーティストを目指している長女に一冊買い求めたのでした。

心洗われるその一言一言が今の自分の体に沁み入るようにはいってくるのですよ~、これが本当に。。。

本当にタイミング良い出会いだったったと思い、この企画をした学芸員さんにぜひお礼を・・・と、旅人4人が全員感動の企画展でした。

■お昼ごはん

急いでいたので、蕎麦屋を見つけました。

すごーーーく感動に浸っているせいか、みな、何事につけ、感動します。

経営者のお兄ちゃんだと思いますが、三人で分けて食べようと頼んだ「かやくごはん」には何も頼まないのに、ちゃんと取り分け用の皿がついてきました。

一人950円で3人で3000円を出したらおつりは何も言わないのに50円玉三つ。

いやぁ~、愛がある店です。

すごく感動しました。

米子の町はずれにある「花びし」という蕎麦屋さんでした。

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ここで時間切れ。

続きはまたあとで・・・・

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