何冊か持っていますが、どっしり型の洋書は初めて手にしました~。
ふ~む。思わず読み込んじゃいます。
これはheirloomなので、F1とは違い、自家採取もできる昔ながらのトマト。。。というタイプの本です。
面白いですねー。なにより面白いなって思うのは、撮られるトマトたちの姿です。
多少尻腐れぎみであろうが、奇形であろうが、その形が美しいとか、アーティスティックであれば、こんなに立派な本のモデルになってしまう。
日本では考えられませんね。
日本の本、特に農業系やハウツー本では、もっのすごくキッチリ書いてあり、芽の数とか、なんとか、数えながらやらなきゃできない。。みたいになっていますが、私の持っている本の中ではそういったことはみなさんふれていません。
どーでもいいことだから無関心なのか、視点が全く違うからなのか。
どちらもありだと思いますが。
あまりきっちりやりすぎると、嫌になっちゃいますからね。
日本のハウツー本も必要ですが、少なくともインスピレーションとか、アイデアは全く生まれません。
ですが、こういった本からはものすごくいろんなことを思い立ち、あれもこれもアイデアが泉のように湧いてくるような気がします。
本というのは不思議ですね。
これは雑誌などもそうで。
例えば愛読しているガーデン雑誌でも、いいなぁ。。。これ、とか、アイデア頂きっていう本はたくさんあって。でも、それはそれだけで終わりますが・・。
でもその中でも1冊だけ私にとって特殊な雑誌があって。(みなさん、お馴染みの雑誌ですが・・・)
その雑誌を見ると、ものすごく自分の中でアイデアが生まれてくるんですよね。
それをそのまま取り入れるというのではなく、インスピレーションが湧くといおうか、それをもとにいろいろ想像の世界が広がると言おうか。。。
なんていおうか・・・、素晴らしい創造的なアートを見に行った時の高揚感に似ているような。
この差は一体何だろうって、いつも思うのですが、やはり根底にある感覚の違いだと思うのですが。。。
このトマトの本もほんと根底にある美的哲学が私の想像力をかきたててくれているのでしょう。
fuming、ありがとう~。
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昨日のブログアップが遅れるいいわけに一つ書きくわえれば、他の仕事。。。。が。。。
ということもありまして、例えば今日は「コープさっぽろ」で講演があるのですが、その準備のため、アップが。。。
その他、めちゃ宿題やら原稿やら締切がたまっている場合は「ブログは後で!」って、声が聞こえてくるので。