秋の補植
今年昨年と2年続けて、香りの道とガーデナーズガーデンのテコ入れです。
これで完成という終わりがないのが、ガーデン=庭、私の場合。
特に観光ガーデンではシーズンを通して何か咲いてる、またはどこか見所がある、を考えるのがガーデンデザイナーと管理するガーデナーでしょうか。
前の週の香りの道に引き続き、シーズンズガーデンというK’sガーデンの背骨の様なエリアへの補植を実行しました。
咲いている時はもちろん、終わってからもどの様な佇まいでいるのか。
今、植栽デザインいの世界で、世界中を魅了しているナチュラリスティックプランティング。
吉谷桂子さんの解説によると、宿根草とグラスを植えればナチュラリスティックになるという様な単純なものではない、のですが。
そしてガーデンデザイン界の流れと、観光業界やそのお客様との感じ方のギャップがあるというのが実際のところであり。
いったい自分はどこを見て仕事したら良いのか、時に迷います。
が、やはりクライアントであるノーザンホースパーク様の望む方向ということでしょう。
そういった意味では、オーナーサイドに「綺麗ですよ」と満足いただくのが私の仕事でもあります。
秋の庭
シンプルに植栽したこのエリア。
いまは15時にクローズしますが、夕方、太陽が低くなったときのガーデンはとてもきれいでした。
今年、テコ入れしたエリアにも秋にきれいなグラスを入れ、秋の草花を補植しました。
ナチュラリスティックガーデンの第一人者であるピート・アウドルフさんのガーデンでは咲き終わったタネも残し、誰も刈り取りしてくれない自然界と同じ様な鑑賞をします。
咲き終わった花のあとのタネさえも生命力に溢れて美しい、と言う考え。
そして春を迎える直前に一斉に刈り取る(スプリングカット)
でも、、、その境地に行くにはまだまだ難しいですね。
雪が来る前に借り取ってしまわないと、グシャッとなって後始末が大変ですからね。。。。
だから、、枯れたものを残しておけないし、早々に刈り取って株のパワーを残し翌年へ力を貯める。
わかっていても、、、その様にしたくなるのですわ。
この後
だからこの後。
10月中頃から、一斉に植物を刈り取ります。
気がつけば、カツラの垣根も分厚くなりました。
冬はすぐそこですね。
芝のはさみ
このハサミがあることに気づき、持っていきました。
錆びちゃっていますが。
初めて使いました。
そして、、、、切れるんですよ、これが。。。。
これって、、コテージガーデンの売り場にひっそりあって、、全然売れずに最後まで残ったもの。イギリス製。
今は電動のがありますけどね。
端っことか、、切ってみたらすっごくきれいになり、満足満足。
道具って、大事ですね。
今日、本当は十勝で日帰りお仕事だったんですが、雨の予報で延期。
なので、突然できた嬉しい1日。
午前中はなかなか行けなかったところに行ってきました。(その話はまた明日)
そして今ゆっくりのんびり、ノンちゃんが事務所の遊びに来て、かくれんぼして今帰ったところです。
今日はぶーちゃんの宿題だけして、あとはのんびりだな。。。。
それにしても、、、雨、、、全然降りませんわ。
みなさんのところ、、、降ったのでしょうかね。