昨日は職人の先生鮫島さんが来てくださいました。
今のコテージガーデンは月形町の皆楽公園内旧つち工房を指定管理者という形で管理しています。
なので、周囲のサクラは町のものですが・・・
こんな感じで、庭を仕事とする私としては、ちょっと恥ずかしくもあり、何とかしたいとずっと思っていました。
植えて15年。おそらく今までプロの手を一度も借りることなく、大雪と除雪の雪に押されて、このような形になってきたのだと思います。
町に相談したところ、枯れたもの、雪に押され樹形のひどいものは切っていいということにになりましたので、庭のサクラの治療に来た鮫島さんにお願いしました。
木を切るだけなら誰でもできるのですが、造園本職の人はどう切るのかといえば。。。
やはり、最後に何事もなかったかのようにするのが造園の切り方ですね。
抜根が必要なときはまた別の方法をとるのだと思います。
これで、何事もなかったようになります。
母の庭にあるクリの木も大木になり、父と母からは「切ろう!」といつも迫られます。
が、このクリの木、ちいさいクリだけど、虫も入らないし、美味しいので(といっても最近は食べることなく過ぎてしまう)私は切りたくない!
でも、建物に迫っているし、何より大事なオンコの木にかぶさってきていますので。。。
鮫島さんに相談したところ、3月頃、透かし剪定をしましょう。3年くらいかけてコンパクトにということでお願いをしました。
また、トウヒも枝が張り、重機が入る除雪の邪魔になるのでこれは切らなければいけないと思っていしたが。。。
父は森林組合に頼んだといいましたが、私は「待った」をかけました。
なぜかというと、基本的に木を切ったり剪定したり、樹形を保つうえで、造林の考え方と、造園の考え方ではまるで違うからです。
造園職だって、街路樹、日本庭園、洋風庭園、自然風庭園?の考え方はまるで違いますから、かなり慎重に考えなければ。。。
切ってしまってからは後の祭り。。。
木の特徴を見極めて、どういった樹形にしたいかで切る位置も、かける時間も、時期もかなり違ってきますからね。
そのセンスと目的で相当な差が出てくるので。。
ということで、住宅周りとコテージ周りは庭やとして、私の指示で伐採&剪定の決定をすることにしました。
それにしても、、、あまりに手をかけなかった私の庭は今年荒れています(涙)。かなり反省。
主のいなくなった庭…という感じで。。。
春からやり直したくなり(涙)、庭に謝りたい。
昨日、少し手を入れましたが、やっぱ、毎日ちょっとずつが基本ですね。