個人庭園も注文を受け、少しは作ります。
春先はどうしても今持っている大きな現場と店の展開の仕事が集中し、動くことができませんので、いつもこの時期に個人の庭が集中するのです。
今年も初雪まであと1か月というこの時期になんとか新規、リニューアルで大小合わせて5件プラス1件(今年はできない)の庭に取り組みますが。。。
大きいところも2件あるので、これはほかの業者さんとのジョイントになり、小さい細かいところはコテージスタッフで仕事をします。
昨日芝の張り替えをしたのは月形町内のお客様で、なんと私が初めてデザインした庭のリニューアルです。
多分、10年くらい前。。。
家を改装した工務店の依頼で、庭のデザインをしただけではありますが・・・。
芝のサイズなど無視した設計なので、ちょっと苦労したようですが。。。
アプローチの土留めも煉瓦にしました。
今回は芝の張り替えと、土留めの修理でしたが、痛んできたパーゴラと樹木の配置なども提案したくなりました。
来春にまたがりますが、現場が町内というのは実に近くていいもんです。
さて、昨日張った芝生ですが、いつもより草丈が長い!
芝屋さんによると、今年は猛暑で芝の管理が難しく、クレームも多かったとか。
こういった暑い年や乾燥する年は、草丈を長めに管理するというのが鉄則で、短い軸刈りにすると、ダメージが大きいそうですよ。
下地の土質やその下の水位、環境などにもよりますが、根がつくまでは水やりも欠かせず・・・。
ちなみにコテージガーデンでもわずかなところに芝を敷きましたが、水が多いところで、土質も悪くないため(予算もないので)、壌改良一切せず、そのまま敷きましたが、その後の適度な雨により、すぐに根がつき快調です。
このようにそこの土質に合った、一律ではない管理を求められますね。
芝といえば・・・、この後取り掛かる予定の庭は、昨年作った庭の隣の庭を依頼されました。
ここは、芝の庭になりますが、ジョイントの業者さんに芝張りまで依頼しましたが、「下地までは作るので、あとはコテージさんでやってほしい」と担当の方に言われました。
理由を聞くと、「隣の庭に芝が素晴らしいから」と・・・。
それは隣のKさんの管理が素晴らしく、1年たったいま、その結果が出てきているのでは。。。と考えていますが、担当者曰く「下地の処理、客土の配合、アンジュレーション(平坦なところではない部分のGLのラインの作り方)の作り方、芝の張り方、芝生産業者の選択、すべてが素晴らしい・・」と褒められたんです~。
ちょっとうれしかった。。。のではありますが、その分プレッシャー。。
ここの場所は隣町ですが、人気で素敵な分譲地なので、いろいろな方が移住していますが、相当土質は悪く、暗渠やら、客土やら、下地の処理がすべてを決め、みえない部分をやるかやらないかで、後々までひびきそうなので。
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昨日は午前中、滝野公園で現場の打ち合わせがあり、普段はあまり行かないところも回ってきました。
笠さんも一緒だったので、山の木をいろいろ教えてもらいました。
写真はミヤマガマズミです。
普段は園芸植物を扱っていますが、ネイティブな植物は心が穏やかになり、とても惹かれます。