北海道新聞生活欄一年間12回連載した「緑のちから花のちから」の最終回でした。
最終回掲載後、お電話、メールなどいただき、ありがとうございました。
新聞への文章というのは、他の雑誌や専門誌に書く文章とはまるで違います。
一般読者の方が圧倒的に多く、その分責任もありるため、担当編集者とのやり取りも十分行い、デスクの意向も入ることがあり、最終稿が決定します。
今までも道新では空知版「そらちの」、全道版「朝の食卓」の筆者となり、朝日新聞夕刊には内倉さんと二人で連載しましたが、やはり今回の道新は文字数も多く生活欄ということで反響も多かったように感じます。
新聞への掲載といえば、忘れもしない2002年の「そらちの」への掲載文「ふんばり時」。
なぜかこの文章への反響が大きく、そのかなの2エピソードを紹介しますと・・
載った早朝6時前、長く入院している月形町内のMさんという人から「新聞読んだよ。なんだか頑張れる気がしてきた」と電話をもらい。。。Mさんとは町で会ったらちょっとした会話をするくらいの付き合いでしたので、私自身もちょっと驚きで。
またその時は梅木家の3人の子が受験という「トリプル受験」の真っ最中。私も仕事だけではなく家族のことでも飛び回っていて、その事に触れた文章だったのですが、次男が通っていた大手塾の先生からも手紙をいただきました。「力づけられた」と。
10年前の話ではありますが、新聞の力は大きいなと実感した出来事でもありました。
文章を書くというのは私にとっても大変なことではありますが、時間があるからできるというわけでもありません。
むしろ「忙しいからできる。」ともいえます。
また、その時の自分の心が刻まれていて、読み返すのが恥ずかしくもあり、懐かしくもあり、また勇気づけらたり、初心に返ったりと。
ある人からのアドバイス。「文章の仕事は忙しい時こそ受けるべきだよ。強制的に書かされるかたちになるからその時の貴重な記録になるからね」と。
ほんと、その通りと思います。
幸い私はブログを書いているので、記録は残りますが、それとはまた違った意味で残すことができますので。
この機会を与えてくださった道新と編集者Nさんに感謝いたします。ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■さて。。道新といえば、道新ぶんぶんクラブの講演会が12日にあります。
150名様を抽選でということでしたが、なんと500名の応募があったそうで。。(私もびっくり)
あたった方には、まもなく案内が行く?かと思われます。どうぞ、よろしくお願いします。
■一番近いところでは、石狩市のフラワーマスターの会主催の講習会が3月9日にあります。
10時から12時まで花川北コミュニティセンターにて。
「春の花を使ったHBと寄せ植え」という内容で、はじめはスライドを見ていただき、その後実践のデモンストレーションを行います。
まだ、余裕があるということで申し込みは石狩市役所都市整備課 tel 0133-72-3139 で受け付けだそうです。
お近くの方、どうぞ。
■3月19日は江別市野幌公民館で講演会を行います。
市とエコグリーン事業協同組合の共催。
先日の工藤先生の時も150人の入場で満席だったそうですが、もしお時間ありましたらいらしてください。受付は3月8日から。tel 011-391-1515 fax 011-391-1555。
■道外ですが。。。
3月21日は静岡県浜松市まで行きます。
「オープンガーデンフォーラムin浜松」ということで、基調講演を行う予定です(ちょっと緊張)。
浜松市のオープンガーデンの方たちとのパネルディスカッションもあります。貴重なお話が聞けるかもしれませんね。
道外へはめったにありませんので、お近くでお時間ありましたら、ぜひ~。
申し込み不要ということです。13:00から浜松文化センター小ホール
問い合わせ先は浜松市緑政課053-457-2565。
■3月26日は屯田地区センターで種まき講習会。
種まきとスライド。えっと、詳しいことはこの後も打ち合わせがあるので後程。
・・・・・・・・・・・・・
4月に入ってからも一般の方が参加できることがいくつか入っています。
そのお知らせは後程。。
こうしてみると、「春が近い」って、感じますよね