丁度さくらに時期に東京にいるということは案外難しく、今までも数度しかその時期に当たりませんでした。
でも今回はサクラの開花にピッタリあたりました。
井の頭公園そばのホテルでしたので、朝食後、三男と花見に行きました。
夜桜は電力を使うということで自粛だそうです。
朝9時台は人もまばらで、三男と東京のサクラを堪能。
多分、三男は「このサクラは自分のために咲いてくれてる~」って、思い込み、感動したと思う。
この後はこの公園を通った通学路となるため、花見しながらの大学生活スタートとなるのです。本当に贅沢。
昨日の朝みたサクラはきっと一生忘れられない風景となることでしょう。もちろん私もです。
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午後からは再び吉祥寺に買い物に出かけました。
日差しも柔らかく、汗ばむ陽気となった昨日の東京吉祥寺は花見に向かう人で埋めつくされ。。まるで紅葉時期の京都みたいに人の川ができていました。
行列のできる店の様子に行ってみました。
メンチカツで有名なところ。私の大昔のバイト先。あのころはレジがなかったので暗算ができないと使い物にならなくて、算盤2級の私にとってはこの程度の計算はお茶の子さいさい。重宝がられました。
左側は隣の有名店「小ざさ」の行列。ここは通路でもあるので、肉屋の行列はいったん、途切れてその先につながっていました。
小さい子が「おとーさん、数えたら102人いるよ~」って。
東京の人は並ぶのに慣れてる?これ、北海道人にはできないのでは・・・と、おもったりして。
私は並べない人なので、並ばなくても買えるものを時雨にを購入。
隣の「小ざさ」の最中はリクエストされていたので、並んで買ってきました。
この経営者は素晴らしく、丁度、経営者の稲垣篤子さんの本をある人からいただいて拾い読み(まだ読めていない)したところだったのです。
この本、私より先に母と父と夫が読んだのですが、母と特に深い感銘を受けたようで。。その真摯なモノづくりへの考えかたが素晴らしいのでしょう、きっと。
もちろん、最中の味もやはり並ぶ価値ありの素晴らしい味。
以前もバイト先の店長がご馳走してくれたことがありましたが、どういう人がどのような考えをもって作るのかを知って食べるのとそうでないのでは、味も違うような気がします・・・。
経営者も経営方針も全く違うこの二つの人気店。ここから学ぶものは多いなぁと感じた次第で。
それにしても吉祥寺は活気のある街と、思いました。
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三男の部屋。
ベットを置いたら三男の城となりました。
思い出すのは、長女の大学入学。
諸事情により急に決まったので、すべてを超特急で用意しました。私もたまたま次男の高校入学準備のために3日間予定を入れずにいたので、その三日を長女のために使いました。初日で部屋を決め、二日目で買い物を済ませ、三日目が入学式。
次男の入学式は友達に親代わりをお願いし、長女の入学はもこのブログでおなじみの古くからの友達が助けてくれて無事終了。(実は今回も助けてくれています~)
10年前もあわただしく過ごしたのを覚えていますが、長女も「ひとり暮らしの初日は一生忘れない」と三男に話していました。
昨日一昨日と、あわただしく過ごした二日間。長女と三男が駅まで送ってくれました。後ろ髪惹かれましたが、子供の希望に燃えた楽しそうな様子は、どんな時でも自分の元気のもとでもあるって、あらためて感じたのでした。