昨日は丸瀬布まで行ってきました。
いやぁー、北海道は広いわ。
新緑というより春の紅葉が美しい山々にはコブシとエゾヤマザクラが点々とあり、まさしく春爛漫。
中でも一番美しかったのは丸瀬布の国道沿い、道の駅近くにある1本のサクラ。
満開が見事で思わず車を止めて見入りました。
北海道では一般的にエゾヤマザクラが家庭でも植えられていますが、ヤマザクラはたとえ樹形が立派でなくとも、山にあってこそ美しいような気がしています。
庭にあるヤマザクラはいまひとつ好きになれないのですが、ヤマにあるヤマザクラはきれいだわ~。
実はコテージの庭のシンボルツリーもエゾヤマザクラ。
このサクラは20年以上前に小さいときからお世話になっている「ブリキ屋さんのおじさん」が、「植えておきなさい」と二本くれたうちの一本。
多分実生で育てた50センチくらいの苗木でした。
その頃まだ家庭菜園だった今の場所にとりあえず植えたのです。
冬囲いもまともにしないでよく育ったものです。
おまけに全く咲かなくて、咲き出したのはつい7年位前から~
でも咲いてみればヤマザクラとは全く違う印象のサクラでした。
花が大きく、色はとても薄いピンク。
周囲のヤマザクラより遅く咲き出し、葉は花が終わるまでは出てこない。
ヤマザクラってもらったはずだけど、ほとんどの人がヤマザクラではない~と、言います。
品種が知りたいのは山々ですが私は「ブリキ屋さんのサクラ」って、呼んでいます。
そのサクラが昨日あたりからハラハラと花びらを散らしています。
北の地方では新緑もまだで、サクラが開花したところ。
ここではとっくに終わっているスイセンテータテートがまだ咲いていて、ジューンベリーもまだ蕾が固い(ちなみに月形では今が満開)。
月形から丸瀬布までは210キロですが、この距離は長いって感じた昨日の出張でした。