冬の滝野はメチャ面白そうなチューブすべりなどがあるので、ファミリーが多いのです。
で、その雪遊び帰りのママ&キッズが立ち寄って、一足早い春を喜んでくれました~。
では、花壇を作る過程とともにどうぞ~。
職人と新人男子スタッフが何もないところからスタート。
だんだん出来てきたでしょ~。
ここに、外気に順化させて準備していたパンジー&ビオラを入れていきます。
日中の気温はかなり上がってきましたが、滝野は下界より2~3度低く、夜間温度もおそらく-10度以下も考えられるため、夜間は建物の中へ入れて養生します。
親子連れのみなさまにとても喜んでもらえたので、うれしかったです~。
一方、休憩所にもなっているボランティア棟でも、復興サクラの飾りつけが。。。
開花調整してこの日を迎え、チラホラと花が咲き始めています♪
担当のKさんが日々管理をしてきた賜物です。
枝ぶりを見るため、全部並べてみました。
クリスマスローズとともに展示することにしました。
サクラクリスマスローズはよく合いますね(*^_^*)
根付のものが専門の私ですので、フラワーアレンジでもあるこの様な枝モノの投げ込みを人様の前に出すのは初めてです^^;
ちょっと緊張しながら、でも自分で段取りしたサクラだし、復興を願い清順さんと一緒に切ってきたサクラなので、他のアレンジの先生の手を借りずにやろうと思い、気持ちを込めて活け込みました。
はじめは早春の花壇のパンジーも復興を願いたい=冬からに春にという意味を込めて「復興パンジー」とネーミングを考えていました。
西畠清順さんとのつながりにより、この度東京で行われる「桜を見上げよう。」というイベントと同じサクラをここ滝野に同時に咲かせることができそうで、大変うれしいです。
西畠さんから届いた手紙の中に、一緒にこのイベントに参加している「猪苗代湖ズ」のクリエイティブディレクター箭内道彦さん(福島県出身)が「今年は僕たちのために咲いてくれているのだと思ってみませんか」と言っていると、ありました。
そのようなこと、さらにいろんなこの一年間、さらに自分自身のこのひと冬の出来事を思って、サクラを活けさせてもらいました。
仕事とはいえ、この様な機会を与えてもらい、ありがたいと感謝しながらの意仕事でもありました。
このブログをご覧になっている皆様で、可能な方は是非滝野公園まで足を延ばし、一足早い春を感じていただき、震災の復興と、くる春に希望を思いを寄せていただければ幸いかと思います。
サクラはまだ一つ二つしか咲いていませんが、ここ二・三日で咲いてきそうです。
期間中は様々な体験イベントが企画され、また皆様から震災地へのメッセージも受け付けています。
さらに終日3月31日に展示のパンジーとビオラを来場の皆様にプレゼントも致します。
わたしも、サクラがきれいに咲きそろった頃、また見に行こうと思っています。
それともう一つ忘れてならないのが、個人育種家の新品種のデビュー品種のご紹介です。
日本初の作品などアップしますので、明日のブログもお見逃しなく~(*^_^*)