シラネアオイ

3年がかりでタネから育てたシラネアオイです。

学名 Glaucidium palmatum

シラネアオイ科シラネアオイ属

日本固有の植物で、本州北部から北海道に自生しています。

北海道が世界に誇る素晴らしい野草です。

「山の女王」とも呼ばれるに相応しい花です。

自生地を見ると、本当に薄暗いところでひっそりと咲いています。

湿気のある日陰が好きなんですね。

日本の山野草の店で手に入れると、ポットの土は火山礫などかなり水はけのいい土にいれてあります。

イチゲなども同じく水はけ抜群の土に入れてあるのですが、このままにしておくと普通の人は失敗します。

私も失敗します。

なぜなら、水遣りの頻度が違うからです。

自生地は広葉樹の森の中ですから、火山礫はホドホドにして腐植たっぷりの土に入れておくことが肝心です。

肥料はほとんどいりません。

山に肥料を蒔く人はいませんからね。

コテージガーデンでは栄養を落とした宿根草用の土に50年寝かせたカシワの腐葉土を混ぜた特別仕立ての土に植えました。

しっかりした根になっています。

植えるところは広葉樹の根元や大型植物のそば。夏は日陰になり、地面があまり乾かないところがいいです。

肥料に注意。

12ｃｍ深ポット1500円。