実際の用事は農泊の関係で農水省での打ち合わせだったのですが、前泊して街全体をホテルと見立てて街おこしをしている谷中に泊まろうというものでした。
宿は築50年のアパートを改装した簡素、でもセンス生きてるところでした。
お重に入っているアミュニティ。
布の袋は銭湯バック。
何度も高級温泉に泊まっていますが、ほとんどがビニール製にポーチ。
洒落た手ぬぐいとこの袋に感激。
同行した一行は私以外全員男子で、しかもそれなりの皆さん。
たぶんオッサンには理解できないと思いますが女子はこういうところで感激するのですよね。
このゲストハウスHanareのコンセプトは、泊まるところを提供し、街中に出てもらって、お金を落としてもらい町を維持するといところにあるんです。
お風呂は銭湯(夜中の13時半までやってる)、晩御飯や居酒屋やバーは商店街。
朝ごはんはカフェ。
やはり泊まってナンボの観光ですから。
日暮里駅周辺。
実は初めて来たのですが、東京芸大も近く、岡倉天心の家の中の真ん前に、ここの仕掛け人でもあり経営者でもある建築家宮崎さんの住んでいたアパートがあったんです。
震災後、ここのアパートをこわす話になり、仕掛けたイベントに大勢の人が来て、大家さん(お寺)の気持ちが変わり、複合型施設に改装したという事でした。
一階にカフェとギャラリーと多目的ルーム。
2階がし宿泊受付つまりホテルのフロントとオフィス。
宿泊棟のhanareは歩いてすぐそこ。
朝食はここのハギカフェでいただきました。
ちゃんと作っているお家のご飯みたいで、美味しかった。
朝ごはんタイムですが、気がついたら満席になるほどの賑わいでしたし、何より調理とホールを私と同年代(より若ですが)の女性が行なっていて、それはまた主婦っぽくて。。なんだか安心感ありましたね。
それに流れている音楽のセレクト方法も素晴らしい。
ギャラリーではおもしろい展示も行われていました。
仕掛け人の宮崎さんに、時間をいただきお話を聞かせてもらいました。
視察も多いですか?という問いに「多いのですが、泊まって視察という人も多いわけではありません」とお答えでした。
そう。視察って、、、微妙なんですよね。
視察する側の都合で行きますから。
仕事にお邪魔するんですから、ただとか菓子折りだけで終わるっていうのは、繋がりがあるグループなら別ですが。。。なんか微妙。
そういった意味では2件ほどはしごして、しっかりお金落として来ました^_^
私もアルコール解禁という事で。
この一泊での感想。
重要なのはストーリーとデザイン。
手作り感溢れるのもとても好きですが、やはりストーリーと実践者の思いがちゃんと入っているプロのデザインがされているというのが印象的でした。
地方に必要なのもデザイン力と組み立てる力ではないかと。
。。。。。。。
長くなりました。
明日は谷中のまち歩きreportという事で。
谷中散策
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