無事帰ってきました~。
って、いうか今回も飛行機、危なかったです。
去年と同じ春一番にぶつかっちゃいました。千歳空港、除雪のため飛行機で待たされましたが・・・・。
さて、今回の出張は東京で行なわれた、正木覚さんの松蔭塾という、ガーデンデザイナー養成講座が目的です。
正木さんの独特の手法を少人数の教室で教えていただいています。
既にプロの方、これからの方、駆け出しの方・・など、いろいろな方が勉強にいらしています。
私が、こんな講座を受けたい!!と、わがままに正木先生にお願いをしている張本人でもあります。よって、第一回目からただ一人、全講座を受講している優秀な生徒・・・でもあるのです~(笑)
さて、その講座にさきがけ、母の実家でもある三重県に行ってまいりました。
全国各地にハンギングバスケットマスター仲間がいるのですが、もちろんここ三重県でもマスター仲間が名古屋、三重県を案内してくれました。
あまり欲張らずに、ゆっくり回りましたが、名古屋の話題の店数件を見た後行った先は赤塚植物園の非公開の庭です。
一年に一回しか一般公開しないという、広大な庭を管理しているH塚さんが休み返上で案内してくださいました。
広大な山そのものが庭になっていて、いろんなところで春を発見しました。
案内してくれたH塚さんは大きい人なので、私がとっても小柄に見えます~(嬉)
案内人の車も超高級車で、赤の新車アウディと初めて乗ったレクサス。
さすが、中部は車の王国です。
さて、三重県といえば桑名も大きな目的の一つでした。
今回なぜ桑名なのかというと、実は私の母が桑名出身で、桑名で古くからお寺をしているのです。
そんなこともあり、桑名は昔から遠くて近い場所でもありました。
桑名といえば、ガーデン界でも注目のアンティークな雑貨を扱うHUGが経営するグランヒルというカフェがあります。ここの経営者の方もHBマスターさん。
また三重県支部長をしている方も母の実家とすぐ近くで、実家とは知り合いの老舗の油屋さんでもあるということで、なんだか縁を感じていました~。
そんなこともあり、その日のうちに皆さんのところにご挨拶。 カフェ「グランヒル」は、大変な混みようで、「集まるところには集まるんだぁ~」と、一同感心~。
いろいろな話に花が咲きました~。
さて、母の実家ですが「養泉寺」といって、「長島の一向一揆」の時代から続く古い地元のお寺です。
久しぶりに行きましたが、庫裏(クリ・寺の台所、住まいを言います)も新しくなり、古い本堂の屋根の架け替え工事の真っ最中でした。
私は高いところが大好きなのを察したのか(笑)、あとを継ぐ従兄弟が屋根に上って大工さんと共にその構造を説明してくれました。
屋根を支える垂木ですが、この微妙なカーブを作るためには中央と端では形が違います。
中央は長方形(正方形ではなかったような気がする)、一番端は平行四辺形。
微妙なラインは実物大の型紙(板ですが)をとっておいて、それに合わせて本堂の屋根の美しいラインをつくっていくのだそう。
驚くことに、この下地の木のカーブは木を削ったり、曲げ木をしたのではなく、この屋根のカーブと同じ曲線の木材を選んで製材したのだそう。だから目が通っているのですね~。
こういった神社仏閣を作る宮大工の技はすごいです!!
めっちゃ、頭がよくなければ出来ないし、右脳と左脳、両方を駆使している感じがしました。
また・・・、屋根の瓦の裏に記念の名前を書いて!といわれ、書道してきました~。
父と母の名前も代筆せよといわれ、書きましたが、あまりにもヘタッピーで、お父さん、お母さん、ゴメンナサイ!!
後世に残すにはあまりなお粗末な字で・・・。
私のルーツをちょっとだけ訪ねる旅でもありましたが、一泊の三重の旅。
母の母、つまりおばあちゃんはかなりの事業家で地域にも大いに貢献したスーパーレディだったのですが、その血を感じて帰ってきた今回の小旅行でもありました!
ふ~、正木塾には正木塾の興奮する話があるのですが、今日はここまでかなぁ。