昨日、家に戻ったら、三男が先日の模試の結果を報告。
今までになく成績アップ!とのこと~。
いやぁ~、頑張りました。
我が家は一女三男の子供がいて、それぞれそれなりの道を歩んでいます。
長女だけ美大へ行き、男の子たちとはまったく別の世界へ行きましたが、三人の男の子達は地元の(隣市)高校へ可もなく不可もなくという平均的な成績で入学し、その後二人の兄ちゃんは、ごく平均的に可もなく不可もなく大学へとすすみました(浪人の子もいましたが)。
で、我が家の三男。ほ。。。。んとに、朝御飯食べさせるだけで、全く手をかけていない子なのですが、高校に入ってからめまいしそうな今まで見たことない、のびた君かカツオ君のような成績で・・・(大汗)。
(三男の友達のお母さんの中にもこのブログを見ている方がいらっしゃるそうですが、このページだけは見なかったことに・・・)
ま、それでも、いままで全く何も言わなかったのに、いまさら私も方針を変えられなくて、たとえ言ったとしても私の忠告は糠に釘状態で~(少しは言いましたが・・)。
でも、兄ちゃんたちの忠告、アドバイス、影響はさすがに効いて(家族揃って驚いた)、次男ぶーちゃんが日本縦断から帰ってきた頃から、気合を入れて勉強しだしたのです。
いやぁー、今回は、その成果はっきり現れました。それなりの努力していたのを知っていたので、私もうれしかったです。
多大な課題を与えられ、それをこなすというのは、今までを越えていかなければならないなぁ・・・と、いつも思います。
私の周囲にも沢山その多大な課題があります。
例えば私自身もたくさんそういった課題を抱え、仕事する日々。
初めての仕事も多く、そういった時には周囲に助けてもらいながら、その課題をこなしていきます。
スタッフにもそれを求めます。
しかも、私は経営者であり時間は自由ですが、スタッフは従業員であり働く時間は制限されていて、その中での課題消化はかなり大変です。
植物の仕事というのはキリがない。時間内で出来ることは限られているし。
この多大な課題をみんなで乗り越えたら、突然大きな結果は出ないかもしれないけど、気がついたら自分のものになり、結果につながっていると思う。何よりもその過程が自分のものになる。
こういったこと、節目節目で、いつも子供達&スタッフに教えてもらっているような気がしています。
今日は早々と目が覚めて、ふと随分前に書いた北海道新聞空知版のコラム「そらちの」を思い出しました。
「ふんばり時」っていうタイトル。2002年の2月の文章です。ちょっと長いけど~。
ふんばり時
うめきあゆみ
今年我が家はトリプル受験。二浪の長女、高三の長男、中三の次男・・・と、現在受験の真っ最中で、自分のスケジュールに混じって子ども達の受験日、発表日、千歳までの送迎の日程などがビッチリ書き込まれている。最近は忙しさを理由に最低限の子育てしかしていなかったが、それなりに自分で考え進路を決め、今まさしく子ども達のふんばり時。
ふんばり時といえば、私自身もそうだ。自分の能力を超えてしまいそうな仕事を受け、このご時世に設備を拡大し、大丈夫かどうか、今まさしくふんばり時。
いやいや、私だけじゃない。北海道もそうだ。雪印がトップニュースを飾り、そのすぐ後で原田が笑顔で答える。なんて応援したらいいのだろう。今まさしくふんばり時。
もちろん日本もアフガニスタンも世界もそうだ。どこをとっても、今まさしくふんばり時なのだ。
ハウスに行って種を蒔いた床を観察する。出てきた、出てきた。芽が一斉に出てきた。ほら、種もふんばって芽を出した。毎年、長い冬を迎える時は、ついつい暗くなる。でも、寒のうちから種まきを始め、立春を過ぎるころからドンドン芽が出てくる。一斉に出てきた芽は、それだけで感動だ。『よくふんばったね・・・。』と思わず言葉をかけたくなるくらい。
トリプル受験の子ども達にも、雪印の原田にも、芽を出した種にも、『よくふんばったね。』って、言えるような春が来るといいな。
今、どこもかしこもふんばり時。頑張れみんな!