ルオント
フィンランド語で自然という意味だそうですが、ほんとにここは自然以外の何もないところです。
昨年の工事ではありましたが、最後の植栽をしてきました。
基本設計はできていて、それを形にして欲しいといったご依頼でした。
なので植物も大きく変えることなく、ペニーロイヤル中心で。
植栽工事
いわゆる植物の植え込み工事ですが、足場が外れ、外構工事などすべてが終わって、最後の最後が植栽工事なので、もう冬😭っていう事も多く(ほとんど)、私たち泣かせです。
今回はご理解いただき、気候もちょうど良い今になりました。
ググってみると、元々は和風庭園(「細部はおおざっぱで繊細さに欠ける」って書いてある)だったのですが、ルオントという名に相応しいスタイルにリニューアルしました(内装は見ていないけど窓越しに見える家具が素敵で、そんな感じだった)。
ここ幌加内は北海道一といってもいいほどの豪雪地帯。
ものすごく降るんです。
まあるい露天風呂は雪の壁に囲まれた露天風呂になる、という趣向。
多分雪の壁2メートル。(最盛期)
面白いアイデアだし、それを形にするって、、結構大変。
この設計をしたのがホテルなど中心に設計しているOZデザインの小笠原さんです。
小笠原さんとはコテージに仕事ととは関係のないところで長い間知り合いでしたが、富良野のホテルの庭工事をきっかけに、コテージ最後の年である昨年にドーンと仕事をいただきました。
元々の庭。
フェンスを見て分かる通り、超和風。
そして石、石、石。
また、山に裾野で虫がすごいので、その虫除けとしてハーブを植えるというプランでした。
シンプルな植栽
こういったところは管理が難しいものは向かないので、シンプルな植栽にしました。
ペニーロイヤルは決まっていましたので、その中にアナベルをポツポツと入れて。
ついでに元々植えてあったヘメロカリスも。
しかし。
昨日は結構。。。かなりきつい仕事でした。
なんといっても、S本の他には私一人。
Sは苗のドブ漬けやら何やら手による運搬やら植えるまでの段取りも多く、植え手はほぼ私一人でしたから。
植栽現場では私は「置く」という作業が多く、いつもそれに追われます。
が、今回はポットを外す、置く、土を慣らしながら植える、ポットを片付ける、という一連の作業しながらの1000株植えでした。
必死でしたわ。
終わらせなきゃと(笑)。
途中、「社長、あ、間違った。梅木さん、水分取ってください。塩飴も。」って、いつもと逆😅
ここの植栽だけではありませんから、すべてが終わったのは18時。
朱鞠内湖
今日は稚内で現場打ち合わせですが、海岸線を行くか美深経由で行くか迷いましたが、朱鞠内湖に行ったことがないので、内陸を行くことにしました。
時間もなかったのでちょっと迷いましたが、せっかくここまできたのだから一目見ようと立ち寄りました。
ダム湖ではありますが、神秘的にかんじました。
幌加内。
月形を通っている国道275号線です。
しかし、美深に入るまでの60キロで出会った車5台。
沼田を過ぎると看板も少なく、農家がポツポツ、時々廃屋、他には畑と林と山。
本当にルオント、自然がいっぱいで人もいない。
国道ですから要所に電光掲示板があって、そこには「新型コロナ注意、不要不急の外出自粛を」的なことが書いてありますが、、、
コロナって、、、何?みたいな自然からのメッセージをかんじましたね。
ここみたいに自然と共に生きていたら、起きない事ですよ。。。と言われているような。
観光地化されていない、すごく好きな地域です。
疲れも吹っ飛んだ。
美深温泉
昨日のお昼に予約入れました。
急な予約なのに対応して夕食もギリギリ間に合いました。
からだ、バキバキ。
特に手がヤバイです。
持って行った1000株のペニーロイヤルも200株のタイムも根がパンパンで外すのが大変。
足腰も筋肉痛ですが、右手も左手もにぎにぎできない今日の私。
もう一度温泉に浸かって、本日の仕事に向かうとします。
久々、iPad からのアップでした。