現場の仕事

マウレの庭

ここ月形町から200キロ以上離れたところにあります。

高速飛ばして○時間ちょっと。(○の中の数字は内緒です。汗)

雪が溶けてから今年初めてのマウレの庭です。

090618 道路からホテル方向へ入ってきたら右にあります。

営林署跡地を庭にしました。

逆から見たエントランス。

090618_1 この周囲をグルット回ってホテルは上の方。

ホテルの駐車場からは階段で降りてきます。庭がほぼ一望。約1000坪です。

090618_2 庭を作るに当たって、やはり建物がほしかったのですが、予算の関係もあり出来ませんでした。

やはり「公園」ではなく「庭」とするなら、人の気配がする「家」または「建物」が重要だと思います。

写真に撮る時、なぜここからのアングルがいいのかというと、高いところからだという以外に、敷地外にある人の住んでいない建物が見えるからです。

かなりの痛んでいる民家ではありますが、家のデザインはなかなか良い建物なのです。

この家が在るか無いかで、ここからの写真の感じが変ると思います。

では植栽を見てみましょう。

この時期は花の端境期でもあります。

ルピナスが咲いています。ここしかないので、あと数箇所に同じ色のルピナスを入れたいって、この時期きたら、いつも思います。

090618_7

数本あるシンボルツリーの周囲にはグランドカバーとしての植栽もしています。

参考になりますか?よく聞かれるので。

090618_5 木の下には肥料を好むものは入れられません。

木が必要とする肥料分を奪うし、施肥もやたらに出来ないからです。

痩せたところでも育つ植物をおススメします。

そういった意味では一年草はパワーを使い果たしてしまうので、グランドカバーに向くものはめったにありません。

水辺の植栽です。

090618_3 向こう岸には大きなフキとガマノホがほしいといったら、工事を一緒に行なった○石さんがどこかから持ってきてくれました。

大株になり、葉もかなり大きくて、存在感あります。やはりこのくらい大株にあんるといですね~。

090618_4 水辺の中流。

植えて三年目を迎えると、やはり株が良くなりますねぇ。

090618_6 ここの道も季節ごとに花が変ります。

今はアルケミラ。

ちなみに秋は080831 エキナセア。

ここオホーツク地方はこの時期とても寒く、作業した日も8度でした。

今年は特に雨が多く、地元の人は冷害を心配しています。

「豆蒔く日が無い」「蒔いても寒さで腐る」ということらしいです。

高規格道路ができて、交通の便は本当に良くなりました。長いトンネルを抜けると、天候ががらりと変ります。

白滝では8度でしたが、上川へ入ったら16度でした。

天候回復を祈るばかりです。

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