昨日は今大事な時を迎えている生産に入り、宿根草の品出しと、仕上がってきている苗のチェックをしました。
コテージガーデンは周囲が考えているより、少ない人数で生産や店、バックヤードを回していますので、それぞれが専門というわけではなく、何でもこなさなければなりません。
その中でも毎日行なう水やりは、全員が肝に銘じて気合を入れて行なわなければいけないもの一つです。
これだけ雑多なありとあらゆるものを扱うには、すべての植物の顔を見て、具合を見て、頃合を見計らった、相当繊細な水やりを要求されるのです。
同じ植物でも、同じポットサイズでも、調子が悪いものは水を吸いません。
「乾いてから水やり」が基本というのは本当のところで、乾かないものは水をやりません。
この判断は相当難しいと思いますが、よく見れば分かるものです。
実は暑い日が続くこの時期が一番根腐れを起しやすいような気がします。
それは暑くて雨が降らないから水が足りないと思い込むからです。
思い込み厳禁。
草花の管理は思い込みを捨て、フレッシュな目で植物を見なければいけません。
ただの水やりではなく、植物全体を観察して見て回るのにも意味があるのです。
昨日のお客様。。。。 クレマチスを買い求め(当店からではありませんが・・・)、毎日水やりしていたのに、だんだん葉が落ちて枯れてしまった。。と、相談されました。
地に下ろしたのに、毎日水やり・・・。はい、それは完全に根ぐされです。
根の分量と土の分量のバランス、水の要求度の関係をお話しました。
植物が萎れている時は水が欲しくて萎れているのか、多すぎて萎れているのか。
水やりをしても復活しなければ後者の場合がほとんどです。
水やり3年どころか、水やり一生ですね。
なお、地域によっては「水かけ」とか「水くれ」と言うようですね。。。
ただ今、写真PCに取り込み不可なので、ちょっと前の写真から。
庭の植物。
背丈以上になります。
花びらのつき方の特徴があり、次第に風車のようになって、とってもかわいい。
咲き始めは7月上旬からで、花期も大変長い。在庫あり。
大株になります。
日陰が好きですね。
アカンサス・モリスより葉が優しい感じで、耐寒性も強いと思います。
在庫、ただ今プラグの中でポット上げを待っています。もう少しお待ちください。
母&父のキッチンガーデンをつなぐアーチのところにあるクレマチス‘マダムジュリアンコレボン’&スイトピーと、クレマチス‘アルバ・ラグジュアランス’&実生で育てたノウゼンカズラ。。。
うーーーん、組み合わせがいまひとつ。。。。
ここにスイトピーとノウゼンカズラは似合わないな。
なんせ勢いが違うので。