今年で6回のガーデニングショーです。
JR東京駅前の丸ビルからJR有楽町駅までの通りで、20のコンテストガーデンが展示されています。
今年は東京ガーデンジュエリー2009として同時開催の日比谷公園ガーデンニングショーと一緒に盛り上げています。
この日はハンギングバスケット協会公認講師の自主研修会もあり出かけましたが、JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)の大先生でもある正木覚さんに誘っていただき、一本ん早い飛行機で東京へ発ちました。
丸の内集合10時。3分遅れで間に合いました~。
JAGのメンバーでコンテストガーデンを回り、正木さんやガーデンズの吉田さんの辛口講評を聞くという、大変勉強になるガーデンツアーです。
本来JAGの会員さんのみの会でしたが、ありがたいことに参加させてもらうことができました。
最初はテーマガーデン。玉崎先生デザインでJAGの皆さんによる庭です。
ズバリ「印象派の庭」。
玉崎先生といえば浜名湖花の「モネの庭」が有名です。
印象派の庭を知り尽くした玉崎先生の庭は一分の隙もない感じです。
JAG皆さんの辛口講評によると「箸にも棒にも引っかからない」という作品はなくなったということで、全体のレベルは上がっているそうです。
このビルの谷間の日が当らない細長い空間でどのように表現するかがカギですね。
素敵だ~と思ったものをいくつか。
JAGの賞でもあるジャパンガーデンデザイナーズ協会会長賞を受けた作品で「Jewelry Case」。
庭を宝石(ジュウェリー)で構成するというテーマでしたが、よくできていると思いました。
やはりレベルの高い作品にはより一層レベルの高さを求める皆さんの真剣な講評が大変勉強になりました。
見ていて、やはり植生を無視した植栽は不自然であり、それをわかっている人は減点するんだろうなぁ…ということです。
わたしも審査員のときは植生を重視しますから・・。