雪下ろし日和
雪が続き、降り積もった後の晴天。
そしてその日の気温が氷点下で、寒い!!っていうような、、、そんな日は、とっても雪下ろし日和といえます。
まずは、次男に手伝ってもらってようやく行った車庫の雪下ろし。
平らな屋根、しかも北海道仕様のガレージは1.5メートルの積雪にも耐えられるっていう作りだから、やらなくてもいいっていえばいいのだけど。
小屋なども、小さいほど強度があり、あまり気にしなくても大丈夫なのですが。
屋根の作り
北海道における住宅の重要課題は屋根の形=屋根雪です。
我が家。
このように急勾配にして、落ちやすくするか、これでは屋根に登れないので、緩やかにするか。
そしてこちらは旧コテージガーデンの屋根勾配。
この勾配がギリギリ落ちる、そして登ることもできる勾配。
最近は無落雪屋根の技術も進み、このような屋根でも無落雪が増え、1メートル以上の雪が積もっても潰れない強度を持った住宅も増えてきましたが。
昨日の朝はこれでしたが、、、、
急勾配の屋根雪って、ドッと落ちるので暖かくなってきた午後にはこの状態。。。。
でも、、2012年の大雪の年は、、、こんな状態に。。。
まあ、この年は263センチの積雪深の特別な年で暖かい日も1日もなく、雪が落ちることなく屋根に2メートル以上の雪。
重さでドアが開かなくなってきたので、、、ついに高所作業車出動となり。。
どうにかこうにか家を守りました。
大きな屋根
自宅はさほど大きくなく、部屋が細かいので、それなりの強度がありますが、、、心配なのは大きな屋根です。
私が心配しているのはここです。
ここは借家で、コテージガーデンの店が昔あった建物。
昨年までは作業場として活躍していました。
春にはお返ししたかったのですが、諸事情により再度借りることに。
なんたって、、、家の前だしお家賃は安いのですが、、、冬の管理が超大変で。
これまた、、、2012年の写真ですが、この時は本当に心休まらず、朝見たら雪の重さで建物が潰れてる夢を何度見たことか。
こういったところの屋根雪は気温が低い日に雪を手下ろしするか、暖気を利用して落ちやすい工夫をするか。
暖気を利用する場合。
天気予報と睨めっこで、暖かくなる日までに下準備が必要です。
その下準備とは。
①屋根の雪庇を落とす。
②屋根の尾根にVで割りを入れる。
③何メートルか置きに、縦に割りを入れておく。
さらにこのような倉庫の場合、全く冷え切っているので、ジェットヒーターを入れて中からも温める。
これで、、準備は万端です。
まあ、この時も最終的に上の方法で雪を落としたのですが、落ちた雪で入口が塞がり、ジェットヒーターを止めに行くこともできなくなり、中村除雪の重機出動。
あと忘れてならないのが、屋根下の雪を排雪しておくのが大事。
大量の雪が落ちてきたら、屋根とつながってしまうから。
今年の1月までは頼もしいコテージガーデン男性スタッフが3人もいました。
しかし一人となった今、頼れるのは次男ブーちゃんにつき。
25年間ハウスや倉庫を守ったノウハウ教えつつ、ここ雪国で快適に住み続ける楽しさを何気に伝えられたらなぁって。
あ、私、、雪の中、漕いで歩くのも、屋根に登るのもすごく好きですよ。
小さい頃思い出すし、気持ちいいーーー!!からね。