サクラの装飾
やはりサクラのもつ力は大きかったと思います。
チカホって、薄暗いでしょ。
皆さん、黙々と歩いている。
その中にサクラ。
しかもプロの照明が入ったので効果抜群。
いろんな花を入れたアレンジとか、あるいは一種類でも他の花だったとしても、ここまでは効果を生まないと思うの。
ああ、、花が活けてあるなぁ、、、くらいだったのでは?
日本人の心に刺さるのはやはりサクラだからなのではないでしょうか。
装飾の力
今回はそういう意味でもとても勉強になりました。
これは、震災の翌年に有楽町ルミネで行われた「桜を見上げよう」という清順さんのプロジェクトです。
マスター仲間がちょうど東京に滞在していて、写真を送ってくれました。
この時に、チシマザクラが欲しいという清順さんのリクエストにお答えして、お手伝いさせてもらったのが、今につながっています。
もちろん、ここまで大きなことはできませんけど、装飾の力は十分発揮できたと思います。
チーム梅木
今回、特筆すべきは呼びかけの元、集まってくださった皆さんの力です。
ほぼ打ち合わせなしでしたが、皆さん、本当にテキパキと役割分担をして、もたつくことなく、やるべきことをこなして下さいました。
そしてあっという間に片付けも。
包まれているのは枝の残渣です。
運ぶ途中、ゴミを散らかさないため。
すごく嬉しかったのは、皆さん、ゴミに対する考え方が同じっていうことです。
例えば。
生ゴミと他のゴミを分けるのはもちろんですが、梱包の紙とか紐とかあるでしょう。
それも畳んでもらったんです。
だから最後に再利用できたし、まさしく持続可能なサスティナブル的な。
庭の仕事や食べ物の仕事、まちづくりのことなどやってきた人たちだから、そこらへんは共通の認識で、当然のことと思っていたのだと思います。
よく、、、あるんですよ、、、庭現場などで、、、ゴミが何もかも一緒、っていうのが。ガッカリきますよね、、、これって。
きっちり分けて、適正な処分をする。
その共通認識が嬉しかった。
残念だったのは、、、初日のチームの写真が撮れなかったこと(涙)。
サクラサク
昨日は報道各社が来ていましたね。
私は作業の全てを皆さんに任せ、お渡しする役目をいたしました。
その中でこのブログを見てきたという人も、結構いらっしゃいました。
ありがとうございました。
そして、、、大学の入試発表後の昨日、本当にサクサ咲いた昔は小さかったお客様もきてくれましたよ。
黙祷
黙祷の前に主催者の金栄さんが「この時間は地震の起こった時間であって、多くの人が亡くなった時間ではない」といていた言葉が印象的でした。
今回震災後10年ということで、多くの特集が組まれていましたが、まだまだ終わっていないし、心を寄せていかなければと思ったのでした。
ご縁をくださった鈴木さん。
ありがとうございました。