ノーザンホースパークのバラは今二番花の見頃を迎えようとしています。
札幌の場合7月始めに最初の花があり、8月半ばに二番花、その後早めに切れば三番花といわれる秋のバラを9月下旬から10月にかけて楽しめます。
ああ、でもここは苫小牧。
といおうか、苫小牧より条件の悪いところといわれています。
今年は最初の花の最盛期が7月20日前後。
したがって今二番花が見頃で、蕾をたくさんつけているので9月の半ばまで続きそうです。
したがって、来園の多い今切るわけにも行かず、おそらく三番花を咲かせることはできないと思われます。
昨年は10月が異常に暖かく、なかなか霜もこなかったのでよく咲きましたが、アレはアレで枝も固まらず困ったことになっていましたから。
ちなみに月形町も今が二番花の盛り。
なぜ遅いかというと、それは雪解けと関係していると思います。
雪解けでは岩見沢と10日も違うため、全てが1週間以上の遅れがあるのです。
スタートが違うと、こんなにも違うのですね。
でも、雪解けといえば・・・NHPの雪解けはとても早いのですが、地面が固く凍っていますので結局地温が上がらないのが咲き遅れる原因となっていると思われます。
月形は雪に守られているので、積雪のある部分が凍るということはありません。
雪が溶けたところにはすぐにスコップが入りますから・・・・。
地域によって、バラの扱いは様々です。
NHPのヘッドガーデナーは私の仕事上のパートナーでもあるフリーのS女史にお願いしていますが、特にバラに関してはスペシャリストですので、私自身も随分教えてもらっています。
バラは奥が深くて、人を魅了すると思います。
植物の世界も様々ですので、園芸店としてはターゲットを絞る必要がありますが、やはりバラは欠かせません。
勉強のし甲斐があります。
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